アルネ・ヤコブセンのデザイン・シリンダラインのステルトン（ｓｔｅｌｔｏｎ）製の水差し（ジャグ）２つです。１９８０年前に、デザイン性の高い品物を扱う銀座・名鉄ニューメルサの地下のセレクトショップか、青山の洋食器店かで購入しました。今までの使用は２０回を越さず、サイドバードに飾ってありましたが、購入の後の５、６回の引越しにて、多少の擦り傷等は付いています。購入してから長い年月を経ていますので、ご理解頂きたくお願いいたします。この度の出品では、水差し２つのセットでと思っています。それは、購入した時のエピソードにあります。ふと立ち寄った上記の何方かの店で、写真１左側の水差しを見付け、初老の店員さんに若気の至りで「この水差しの氷水を注ぐと、勢い余った氷がコップから飛び出る可能性がありますネ。デザインは秀逸ですが機能は？ヤコブセンもデザイナーですネ！」。店員さんは「暫く、お持ち下さい」で他の棚に展示してあった写真１右側の水差しを差し出し「デンマークでは、このジャグ（左側）はミルク用、氷を必要のない飲み物、こちらのジャグ（右側）こそ、氷水用、ジュースもです」、これにはギャフンで、２つを購入することになりました。アルネ・ヤコブセンのデザイン・シリンダラインを、そして蛇足ながら、こんなエピソードを、楽しんで頂ける方に、お譲りできたならば、幸いです。